3D映像コンテンツについて

COLUMN2011年01月28日
 


映画「アバター」をきっかけに映画業界は3Dが盛り上がりを見せ、興行収入においてプレミアム料金が徴収しやすいことから、ハリウッドを中心に数多くの映画が今後も製作予定になっています。



また、テレビにおいても、BS朝日がパナソニックと組んで毎日10分間の音楽番組をオンエアー開始した他、CSではスカパー3D、CATVではJ.comが放送開始、IPTVではひかりTVがAKB48のイベント映像を配信しはじめました。



 



デジタル放送の開始から、デジタルテレビの普及が進み、ハイビジョンが当たり前になり、テレビのハード自体もコモディティ化してきたことにより、メーカーが次の戦略として3Dを打ち出し始めたのがほぼ2年前です。非常に早いスピードで民生機のテレビセットが開発され、2010年の春にはパナソニックが商品化、各メーカー相次いで秋までに参入を果たしました。



3D映像制作機器も昨年から今年にかけて安価に制作可能なシステムが出てきており、ホテル業界でも、3D体感ブライダルフェアなどブライダルでの商品化を進める動きが出てきていますが、実際に体感した顧客の声を収集する限り、コンテンツ課題は多いと言えます。



 



現状における一番の課題は、コンテンツの充実ですが、実はここが一番の勘所でもあり短時間でより良いものが生まれにくい部分でもあります。



ドキュメンタリーやスポーツなどは、撮影するポイントさえ間違わなければとても良い映像が撮影できます。(ノウハウの確立は現在でも試行錯誤です)



但し、ストーリーが大事なドラマやビデオクリップ、プロフィール映像などは、安易な使い方をしてしまうと、陳腐な3D映像になりかねません。



3D映像の効果的なアングルや必然性、飛び出してくる被写体の使い方やフレームワーク、音楽、効果音との連動や音響装置の充実によって、感動体験のレベルは大きく変わります。



演出ベンダーはこのことを充分に考慮しコンテンツ開発を進めていかなければならないと考えています。